＜シーフードショー＞微減３万３５７２人、五輪へ課題

２１日から東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第２１回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」（主催・大日本水産会）が、２３日に閉幕した。来場者数は３万３５７２人で前回から４４６人減少し、目標にしていた３万５０００人には届かなかったが、「肌感覚で海外からの来場者が増えたように思う。輸出拡大に向けたＰＲができた」と、質の向上を喜ぶ声もあった。

今年は東京五輪・パラリンピックの開催に向けた施設利用の制限から、初の南展示棟での開催となった。会場が１階と４階に分かれたことで不安視されていた人の交流について出展者からは、「開会直後こそ４階まで人が流れるのに時間はかかったが、それ以降は例年通り」、あるいは「発表された来場者数ほど人がいた気がしない」などさまざまな声が挙がった。ブースの位置で感じる印象が異なった。