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土用の丑の日にウナギを食べる意味
「万葉集」には、下記のようなウナギを詠んだ歌があります。
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ
よしといふものぞむなぎとり召せ
大伴家持
夏痩せにはむなぎ(ウナギ)を食べると良いと石麻呂という人に勧めている歌です。
昔から体調を崩しやすい夏にはウナギを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えがあったのですね。
いま土用の丑の日にウナギを食べるのも、土用の丑の日は季節の変わり目にあたる為に体調を崩しやすいので、合理的と言えます。
実際、ウナギにはビタミンAやビタミンB群など、疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれています。
夏バテ防止にはピッタリの食材いえるでしょう。
【2020年の土用の丑の日】
7月21日、8月2日